*Apple Watchベルトリメイクの話
昨年3月に製作したApple Watchのベルト。
就寝時以外 常時着用していたところ,初夏あたりから不快なニオイを発するようになってしまったため作り直し。笑
なんだか嫌なニオイがするなと辺りを見回していたら発信源は自分の手首だったという残念な話である。
洗剤で丸洗いして天日干しして乾かすと改善する という記事を読み3回ほど繰り返したが全く改善されなかった。菌の力は強い。
最後の姿がこちら。
外装はロマネスクのキャメル,内装はマヤショルダーのナチュラル。
マヤはもはや見る影も無い。
前述のとおり何度か洗剤で洗ってしまったため色が若干抜けてしまったが,そこそこ色濃く変化していた。
構造は変えないため連結パーツは使いまわし。
制作した当初は 気分によって付け替えも楽で良い なんて事を言っていた気もするが,結局ロマネスク以外で作ることはなかった。
完成。
外見は全く変わらない。
多少なり顔料を吹いている革のほうが防水防汚の効果があるのではということで,内装にはアラバスタを使用。
マヤは染料仕上げの銀スリ加工のため,尚の事吸水性が高かったように感じたからだ。
また1年後 作り直しなどということになるのだろうか。
*テキサス二つ折り財布の話
自分用に二つ折り財布を作成。
こちらも構造は変えず。
テキサスはエルバマットと同様にイタリアのタンナー・テンペスティ社の牛バット革。銀面にバフ掛けを行い起毛に仕上げたヌバック革である。
スムースな表面でありつつバフ掛けにより他にはない手触りがあり,柔らかな触り心地と絶妙な色味・風合いはさながらヴィンテージレザーのよう。
エルバマット同様にオイルを多く含むため大きな経年変化が期待できる。
完成。
先代エルバマットと並べて。
昨年夏頃に製作したエルバマットC-3の財布はとても素敵な経年変化をしている。
銀面の小キズが取れずに作り直しとなった先々代のロマネスクとは異なり,エルバマットは多少の凹凸ができる程度で非常にタフであった。
エルバマットの財布は店頭サンプル用とし,経年変化の説明に役立てる予定。
テキサス財布がいい具合に育ってきたら,そのうち愛産商会のInstagramにて紹介するつもりである。
*Macbook Airケースの話
買うだけ買って放置していたボタニカル柄のプリント&型押し革でMacbook Airのケースを作成。
紐綴じの書類入れ風。
差し入れ口の周囲のみエルバマットを縫い合わせて補強。
絨毯のようなしなやかさと手触りの革なので裏返しもやりやすい。
この革の詳しい情報は不明だが,インポート物ではあるそう。
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