腕時計ベルト 第4弾

知人夫妻から親の腕時計の革ベルトを作って欲しいと依頼されたので作成。

こちらが依頼品。
うーーーむ いやはや,なかなかのエイジング具合。
エイジングというかなんというか…

ベルト取り外し完了。

合皮だろうか。
全体的に剥げが顕著だ。
芯材剥き出しで糸だけが残っているという箇所もある。
美錠の折返し部分も糊付けが剥がれてしまっている。

同じ質感,色,デザインでの作成を所望との事であったため,
表面は先日 横浜赤レンガ倉庫のハンドメイド展で入手した1.5mm厚のシボ有りの牛革,
裏面はハンズの1mm厚のカット牛革。

早速作業に取り掛かる。
表面に使う革がやや厚いため,必要な箇所は漉く。

デザインも既存のものに寄せるため,腕時計ベルト第2弾のような極力縫わないシンプルなものではなく,
外周をぐるっと縫うことになる。

6時側のベルトはまあいいとして,やや大変なのが12時側のベルト。
定革を表面・裏面の革で挟み込んだ上 外周を縫うため,作業工程を複数に分ける。
まずは定革を挟まない状態で革を仮貼り合わせして菱ギリで穴をあける。

縫い穴を開けたら,両面テープで仮貼り合わせしていた部分をベロっと剥がし,定革取り付け位置の確認&縫い穴開け を行う。

縫製。

その他工程の写真は取り忘れた。
いきなり完成。

以前作ったBERINGの腕時計用の型紙を使用して作っていたら,なんと既存の美錠が嵌まらない自体に。
なんだか第3弾作成時にも似たようなミスを犯したような気もするが すっかり忘れていた..
縫い終わったものをギリギリまで細く成形するのはリスクが高いため,仕方がないがBERING用の美錠を外して付け替えた。
時計本体がゴールドなので不自然さは無い。

新旧比較。
6時側のベルトが若干短くなってしまったが,子穴の位置は変わらないため問題は無いはず。
なかなか渋い大人な雰囲気に仕上がったのではないだろうか。
芯材は埋め込んでいないが革そのものが丈夫であるため,強度面も問題ないはず。

いやー,ふだんシボ無しの革ばかりを扱っているせいか,シボ有りの革がとても加工しづらかった。
色の濃い革だとケガキの跡なのかシボなのか判別がつかないし,銀面がツルツルなので定規を当てていても滑ること滑ること。
地味に苦戦した作品だった。

使用者本人に自分が直接手渡しするのではないため,反応がどうなのか気になる所。
喜んでくれるといいなあ。

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